2024年の学校生活も始まっています!

2024年の学校生活もスタートしています。今年は中途・転入入学者含め、新たに48名の子どもたちがアマニ教育センターに加わったと、マイケル校長先生からは報告を受けています。想像を絶するスラムコミュニティの日々の中で、せめて学校生活だけは安心して過ごせるようにしたいと、これは現地の先生たちも含めみなの共通する願いでもあります。

それにしても、学校のスペース、なんとかしたいものです。都市スラムでの学校活動は、やはり土地・スペースがないことが課題になります。広いスペースがあれば、教室の増築もできますし、子どもたちの課外活動ももっと活発にできるのですが。学校周辺の土地購入の交渉もここ数年、ずっと継続して行っていますが、持ち主が特定できなかったり(複数が同じ土地の所有者であることを主張)、法外な価格をふっかけられたり、実際にアマニスクールに所有権のある土地の一角にもいまだに青いバラックの小屋があって、住民が居座っている状態が続いています。密集しているスラム地域なので、学校の敷地内をスラムの通り道として使用する住民もいて、子どもたちの治安や、飼育しているウサギたちの安全性も考えると(実際たまにウサギが一匹、2匹消えることがあります。すぐ多産で増えはしますが。。)、学校の周囲は囲いで覆ってしまいたいのですが、奥の一部が住民の生活区域と重なっていて、仕方のないところもあります(以前は、授業中に学校の3階にまできて、休んでいる住民もおりましたが、さすがにそれは子どもたちの授業の妨げになると、先生たちに注意の呼びかけをしてもらいました)。もちろん、コミュニティスクールなので、地域住民との関係性も大切にしながら、よりよい教育環境の確立のため、今年もマイケル校長先生を中心にがんばって進めていきます。みんな、今年も仲良く元気に学んでね。