NPOイルファ―の稲田先生による6月2回目のHIV研修が、26日(土)に開催されています。コロナのパンデミックの中で、スラムでは、むしろHIVの若年層への感染が広がっており、健康調査でも4割以上という高い数値が出ています。公衆衛生は、脆弱な環境で暮らす人々にとって生命に直結する課題であり、コロナ対策ももちろん重要ですが、コロナに注意を取られすぎて、足元のHIV対策を忘れることのないよう、行動を皆に呼び掛けています。
稲田先生は、20年余にわたりHIVの予防啓発活動に取り組まれ、コロナのパンデミックの中も休むことなく各地域を訪れ、献身的に活動に取り組まれています。どうか、くれぐれもご無理をなさいませぬよう、引き続きご指導のほどよろしくお願いいたします。