晴天にも恵まれ、3月の植樹活動は70人余りのコミュニティ住民、女性グループ、ユースグループ、子どもたちとともに元気に終了しています。今回は、活動の初期にナイロビ川にチーフ行政官の方がユースグループに声をかけて協働でつくった50mほどのグリーンベルトスポットの拡張活動も兼ねて行いました。緑の帯は、コミュニティの希望と憩いの場として、確実に成長してきています。数年をかけ、スポット単位で数か所、公園に近いものができて参りましたが、ナイロビ川に沿って、緑の帯を数百メートル、数キロと広げて生物多様性が息づく環境を回復させることが大きな目標です。
目に見える成果が感じられる植樹活動は、今やコミュニティの注目の的で、コミュニティの中心部からナイロビ川まで苗をもって”Planting trees, seeds and peace and hope!"と言いながら歩くスタイルは、コミュニティの人々から大きな喝采ももらっています。初期のころは、植えた苗がもっていかれるなど、うまくいかないのではないか、と心配したこともありましたが、やはりワンガリ・マータイ博士が生み育んでくれたグリーンベル運動、そして緑のハーモニーは、人々の心にうったえる力があります。これからも、緑の帯と人々の輪をつなげ、ナイロビ川河川敷の環境回復に取り組んでまいります!!