今年は雨季に雨量が少なかったせいか、乾季に入っても天候不順な日が続いています。気候変動により農作物への影響、水資源の確保の問題、伝染病等の蔓延などが懸念されていますが、一番被害を被るのは、コロゴッチョのようなスラムの脆弱な環境に暮らす人々です。そうした現状を嘆くだけでなく、自らアクションを起こし変化へとつなげていく、それはLBIが掲げる”自助自立”のための大切なプロセスですが、植樹活動は、地球規模の課題にローカルの立場から、コミュニティの立場から住民参加型の手法で変革を起こしていく、草の根の大切な活動になります。
ゴミ捨て場として長い間放置されてきたナイロビ川河川敷の環境が、わたしたちの植樹活動を通じて保全・回復していくことを目指しながら、生物多様性の大切さとともに、住民の方たちとこの活動を継続させていきます。
活動してくださった皆さま、アサンテ・サーナ!(スワヒリ語で”ありがとう”の意味)