アマニ教育センターのボランティア教師

スラムでは、その生活環境、安全性の問題等から正規の教員のリクルーティングがとても難しい課題となっています。正規の免許を持っている先生方は、高待遇、好条件を求めてきますし、たとえ条件が折り合ったとしても、スラムにまで実際に来てくれる先生を探すのは至難の業です。小さいながらも学校も完成し、教育環境も整いつつあるアマニ教育センターでも質の高い教育をどう子どもたちに届けていくかは、恒常的な課題です。現地のNGOの運営する学校で教員研修を行ったり、正規の教員免許を持つマイケル校長先生がなるたけ多くの子どもたちを受け持つように工夫はしていますが、生徒数の増加と共にそれも難しくなってきています。
写真は、そんなアマニ教育センターの教育を支えてくれているボランティア先生のFlozi。自身も貧困家庭に育ったため、同じ境遇のなるたけ多くの子どもたちに教育を届け、自分の学校を持つことが彼女の夢になっています。
いつも朝早くから夕方遅くまで学校で頑張っているFlozi。彼女は、今、3年生から6年生までの英語、国語(スワヒリ語)、社会を担当しています。アマニ教育センターは、彼女の様な献身的なボランティア教師の方々によって支えられています。いつもありがとう、Flozi!

SDGs授業の様子 ⇒ https://youtu.be/w4l2kApSFIg