6月11日、環境パートナーシップいわて様の環境学習講座で講師を務めさせていただきました!
当日は、活発な質疑応答もあり、アフリカ、そしてLBIの活動にご関心をもってくださったことうれしく思います。ご参加してくださったみなさま、そして環境学習講座スタッフの皆さま、本当にありがとうございました!!
下記は、環境学習講座の報告書からの抜粋になります。
"ケニアのコロゴッチョ・スラムで、女性や子どもたちに“自律”や“自立”に基づいた生きる力を育てるため地道に活動されている高橋氏をお招きし、アフリカの草の根レベルでの温暖化防止活動について紹介していただく講座を開催しました。アメリカ・トランプ政権が「パリ協定」から離脱することを決定した直後ということもあり、関心の高い28名の方々に参加いただきました。
コロゴッチョのコミュニティを流れるナイロビ川にゴミが氾濫し、大気汚染や水汚染が問題となっている現状をどうにかしようと、自分たちの環境を大切にすることが生活にどういった影響を及ぼすのか学び合う場として現地のNGO団体とともに「Mottainaiセミナー」を行っているとのこと。モデル地区を決めてゴミの分別収集(プラスチック類)をしている様子を写真で紹介していただきました。また、子どもたちを中心に実施している植樹活動や、アマニ教育センターで行っている環境教育活動など、草の根レベルでの温暖化問題の緩和策なども報告していただきました。ご自身も危険な目に遭いながら、様々な課題に対して試行錯誤している様子を生の声として届けていただき、参加された方々にとっても実り多い講座となったのではないでしょうか。
現在、気候変動のリスクに最もさらされている国の約7割が、社会的、経済的脆弱性が著しいアフリカなのだそうです。これからの活動も、岩手の地から応援していきたいと思います。"