フルマ女子高校訪問

歯科医を引退された水川様ご夫妻様からのご支援で、LBIは、コロゴッチョの子どもたちのための教育支援基金 Hope Fund を立ち上げています。
その基金からの奨学生を受け入れてくれるセカンダリースクール(日本の中学高校にあたります。ケニアはプライマリーが8年、セカンダリーが4年、その次に大学がきます。)を探して、ナイロビ市内のフルマ女子高校を訪問。
副校長先生のフローレンス先生が、温かく出迎えてくれ、フルマ女子高校の教育目標や学校のこれまでの実績等について、お話してくださいました。
と、そこまでは、良かったのですが、肝心の1年間の学費が、約77000Ksh (日本円で約10万円)かかるとのこと。
一人当たりの年間の名目GDPが、1300ドルのケニアで、セカンダリーの学費がこれだけかかったら、大学につながる質の良い中等教育をすべての子どもたちに与えることは不可能に近いのではないでしょうか。(もっともナイロビ市内の学校だから高額ということもありますが。)
教育費用の問題はありますが、丁寧かつフレンドリーな対応をしてくださったフルマ女子高校の皆様、ありがとうございました。