LBIでは、女性への就業支援プロジェクトとして、スクールバック製作プロジェクトを実施しています。
コロゴッチョでは、HIVの感染率は40%。
仕事のない女性たちがセックスワーカーとして働くことをやめさせようと、共同代表アグレイのアイデアでプロジェクトは始まりました。
原料は、ナイロビ市内のジーンズ工場の余ったデニムの生地。
電気がないため、中国製の足踏みミシンを使用して一つ一つ手作業でつくられています。
お給料は、歩合制でバック1個あたり30円が支払われています。
作成されたバックは、アグレイのスラムの子どもたちにつかってもらえるバックをとの思いから、1個100円(通常のバック(ナイロン製)は1600円で販売)で売られています。
今は、非常勤も入れると15人しか雇用できていませんが、将来的には、HIV陽性の女性を中心に30~50人は雇用したいと、考えています。
写真の女性は、Josephine Obote。
4人の子供をもつシングルマザーです。
まだ幼い子ども達2人は、写真のように、バックを作っている間も面倒を見れるようにお母さんと一緒にいます。
アグレイは言います。
「土日休めるのは、お金持ちだけだ」と。
土日関係なく、作業場では、ミシンが回る音が響いています。
LBIは、こうした母親たちを支援しています。
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