日本水フォーラム様が、「世界を変えるトイレプロジェクト」で、コロゴッチョが行っている、”ハエのいないトイレ環境が救う命プロジェクト”を取り上げてくださいました。http://www.waterforum.jp/toilet-project/project/vol2/
コ ロゴッチョでは、現在、10 戸あたりに1個程度しか、トイレがありませんが、それもトイレとは名ばかりの、トタンで囲っただけの小さな小屋に穴をほって、垂れ流し状況にあります。当
然、空気の流れも悪く、ハエなどがたかっているような非衛生的な状況にありますが、当然、そこから発生する様々な病気(消化器系)に子どもたちは、感染し 苦しんでいます。
「きちんと整備されたトイレが必要だ」、コロゴッチョで長く活動を続けるコミュニティデベロッパーのアグレイ氏は、その必要性を痛感しています。
そこで、コミュニティの男性を中心に、衛生的なトイレ環境を設置するためのセミナーを開催することによって、知識を共有し、実際に現地で、衛生的なトイレ設備の設置をすすめます。
具体的には、逆三角形の形にくりぬいた用足し板兼足置き場を地面に設置。床下には50センチほどの穴を掘り、汚物が入るための容器(バケツ)を設置しま す。周囲の壁は、スラムの一般住宅と同様に家畜の糞を使用。天井から外に抜けるトンネル(筒)も設置し、空気の入れ替えも行えるようにします。また、場所 の確保と、個数も5戸につき1つを目途に進めます。
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