アフリカ・ケニアのコロゴッチョスラムの女性や子供たちに、甘えではなく”自律”と”自立”に基づいた生きる力を育てます。日本の皆さまにもアフリカの人々の魅力が伝わるように、一人一人の小さな力を合わせたつながりが、笑顔で結ばれていく関係を目指します。
LBIは、9月7日(土)に開催されますJICAx三井住友信託銀行主催「遺贈セミナー」に登壇いたします!
参加締め切りは9月3日(火)ともう間もなくです。無料ですので、皆さまのご来場をお待ちしております!(詳細は、チラシをご覧ください!)
コロゴッチョでは、先月のナイロビ川洪水の爪痕も残り、また洪水後に行われた河川敷付近に暮らす住民の家(粗末なバラックの小屋)の強制撤去もあり、行き場を失った地域内難民が多数発生している状況にあります。
そんな現状もお伝えしながら、LBIでは、12回目となる総会&活動報告会を実施いたします。
ここまで本当に多くの皆様からたくさんの温かいご支援を受けることができました。みなさまからのたくさんのご支援に感謝しながら、現地の仲間たちと着実に日々一歩づつ活動を継続させていきます。どなたでもご参加できますので、参加希望なさる方は、26日(水)の正午までに、下記のフォーマットからご連絡下さい。
皆様のご参加、お待ちしております!
LBI2024年度年次総会&活動報告会
日時:2024年6月26日(水)午後7時半から
場所:オンライン
参加方法:ご参加なされる方にご招待用のURLをメールにてお送りさせていただきます。
お手数ですが、以下のフォームからお申し込みださい。
参加のための登録フォーム:https://forms.gle/zh54C4yY1FWLVmCTA
先週の6月5日は世界環境デーでした。世界の40%以上の地域で環境劣化が進み、気候変動も差し迫った脅威となる中、地域からの草の根での環境保全活動のムーブメントは、大きな変化のきっかけとなりうるものです。LBIでは、わたしたちのアマニ教育センターを中心に地域のコミュニティスクールと植樹活動を進めています。この日は、環境デーを祈念してみんなで植樹活動を行いました。
地域からの緑の活動が、大きな広がりをもって、国際社会に広がっていくことを願っています。みんな、お疲れさまでした!
大雨と洪水の被害が甚大なナイロビですが、5月の中旬から天候も落ち着き、緊急食糧支援のほか、今週の月曜日には3つのコミュニティスクールへの給食支援の食材の搬送もAlphajiriさまのご協力の下、行っています。大雨中は不安そうな表情を見せていた子供たちに笑顔が戻り、2学期の学校生活を元気に過ごしています。
異常気象がいよいよ地球規模で大きな災害をもたらす様になって参りました。スラムではそうでなくても、貧困からの犯罪や暴力、劣悪な衛生環境の問題もありますが、みんな負けないで明るい未来に向けてがんばりましょう!
異常気象の大雨、そして洪水の影響から長期休校を余儀なくされていましたが、先週の月曜日から待ちに待った2学期が始まっています。子どもたちも家族・親戚が被害に遭った方たちもおりますが、元気に戻ってきてくれました(幸いにも、子どもたち自身には被害は出ていない、とのマイケル校長先生の報告が入っております)。みんな、よく食べて、よく学び、友だちと仲良く元気に学んでね!
この雨期の異常気象・大雨による被害は国際ニュースで取り上げられたほど甚大で、先週の10日(金)は被害者を偲んで、大統領令で休日になりました。LBIでもアマニ教育センターを中心に物資を含め支援活動を行っています。学校も一部亀裂が入るなど大雨の影響が出ていますが、子どもたちの中には、両親のどちらかが、あるいは親族の方が洪水被害で亡くなられた方もおりました。LBIは、コロゴッチョスラムの人々とともに歩む活動を展開していますが、皆さまの温かいご支援に支えられています。延期になっていた2学期も今週からいよいよ開始になります。引き続き、LBIの活動をどうぞ温かくお見守りください。
3月下旬から始まった雨季は、例年になく強い豪雨となってケニア全土に被害を出しています。中でもナイロビ市は、雨量が多くダムも決壊し、大きな被害が出ていることが国際ニュースにもなっています。ナイロビ川の流れるコロゴッチョでも被害が出ておりますが、これまで植樹を行ってきた河川敷が大きく浸水し、写真のように数十本大きくなっていた木々が1本だけになってしまった箇所も出てきています。主要なグリーンベルト地帯には、浸水を防ぐ岩壁も設置していますが、まだまだ雨が続くナイロビでは被害の全容はわからず、スタッフも、河川の水量が減ったところで被害確認に入っています。改めて自然災害の脅威の大きさとレジリエンスの強化、環境修復と保全の大切さを実感しています。小学校も2学期の開始が1週間延期となっておりましたが、とにかく子どもたち、住民の方たちの無事を祈りながら、スタッフとも緊急支援の対策を練っているところです。
現地事業をご担当くださったアフリカの元青年海外協力隊員で、医学を学んでいらっしゃる富田さんが、3月末に帰国しています。体当たりでコロゴッチョに飛び込んで、多くの活動のマネジメントをしてくださいました。現地の子どもたち、先生、そして女性グループもその大車輪のご活躍に感謝しております。すでにLBIは11年目の活動に入っていますが、富田さんのおかげで、今年度も皆で元気に活動を進めて行けそうです。本当にありがとうございました。立派なお医者さまになられてまたアフリカに戻られますこと、皆で応援しております。アサンテ・サーナ(アサンテ・サーナは、スワヒリ語で”ありがとうございます”の意味)。
環境にやさしいコミュニティを目指して、LBIでは、路上に散乱する廃棄物の撤去、そしてアルミニウムやプラスチック等の資源ごみの分別回収を促進する活動を住民の方参加型で定期的に実施しています。廃棄物マネジメントが機能していない、そして非公式な廃棄物の集積所となってしまっているコロゴッチョでは、堆積した廃棄物から発生するガスや汚臭は、大きな環境問題となっています。実際、住民の多くは呼吸器系や消化器系の疾患を抱えているのです。コロナの都市封鎖の時には一時路上にあふれかえるようにあった廃棄物も、いまでは、ほとんど目につかなくなりました。女性グループの活動には、現地の廃棄物業者の方からも称賛の声があがっています。資源ごみの分別回収もコミュニティで根付かせていかなくてはならないことですが、引き続き、クリーンで環境にやさしいコミュニティ・コロゴッチョを目指して取り組みを続けて参ります!参加してくださった皆さま、アサンテ・サーナ!(”アサンテ・サーナ”は、スワヒリ語で”ありがとうございます”の意味です。)
LBI の活動の大きな柱の一つは、女性のエンパワーメントになります。特にアフリカのコミュニティでは、ジェンダーに配慮したサービス、社会経済活動が、女性と若者のエンパワーメントを広範囲に強化することにつながります。アフリカのコミュニティでは、女性のエンパワーメントを強化するために、法律、政策、戦略、予算、司法制度の中でジェンダーを主流化し、実施する必要があります。 LBI のプログラムは、地域社会の持続可能な発展のため、社会、経済、環境活動への女性の積極的な参加を促進します。 Korogocho Smart Womenグループ、それは私たちのシンボルであり、誇りであり、地域活動の原動力になっているのです。みんな、いつもお疲れさまです!アサンテ・サーナ!(アサンテ・サーナは、スワヒリ語で”ありがとうございます”の意味。)
”ユース世代の行動がコミュニティを持続可能なものに変える”を合言葉に、LBIではコミュニティスクール合同での環境教育、SDGs教育を進めています(LBIのアマニ教育センターは、国連のSDGsを進めるグローバルスクールプログラムからも認証をいただいています)。一人一人が環境や公衆衛生に配慮した行動を起こしていくことで、点でしかなかったムーブメントが線につながりやがては、コミュニティ全体をも巻き込む力へと変わっていきます。教育は、社会の公平性を改善し、ギャップを埋める力にもなります。3月は、現地事業を担当する元青年海外協力隊の富田さんが、元気に子どもたちに公衆衛生の大切さを伝えてくれました。コミュニティスクールの連携の要として教育活動を引っ張ってくださるマイケル校長先生、富田さん、そして参加してくださった皆さま、ありがとうございました!
23日(土)に、37回目の"Mottainai"環境セミナーがコロゴッチョホールで開催され、いつものようにコミュニティホールにいっぱいの人が参加してくださいました。ACEF(アフリカ児童教育基金の会)から、環境専門家のモーリーさん、ライナスさんもお迎えし元気いっぱいに"Mottainai"ソングも歌い上げています。
今回は、住民参加型の植樹活動がいかに人々の生活改善につながるのか、また気候変動のリスク緩和に対してどう作用するのか、草の根の活動に参加することへの大切さ、緑にあふれたコミュニティ形成への意義を学んでいます。現地で事業を担当していただいている富田さんにも、公衆衛生の視点から、参加者の皆さまにお話しいただきました。ナイロビは雨期を控えてまだ暑い太陽が照り付けています。遠くエンブからいらしてくださったモーリーさま、ライナスさま、ご参加くださった皆さま、ありがとうございました!
ケニアでは、2023年1月からジュニアセカンダリーの新学制制度が始まり、進級過程に混乱も生じていますが(受け入れ先のみつからない7年生問題)、教科書のほうも頻繁に更新がされています。本来であれば、プライマリー教育は義務教育で、教科書も給食も無料提供のはずなのですが、一部の富裕層向けのエリート校を除きそのような状況に全くなく、LBIは毎年皆さまからのご支援とご助成で教科書の購入を実施しております。SDGs4「質の高い教育をすべての子どもたちに」の達成に向けて、LBIは引き続きコロゴッチョスラムのコミュニティスクールへの教育支援を行っていきます。新しい教科書を手にした子どもたちもとてもうれしそうです。どうぞ温かいご支援をお願いいたします!
今月も、元気いっぱいにコミュニティスクールの子どもたち、地域住民の方たちと植樹活動がナイロビ川河川敷で行われています。LBIでは、毎回、植樹の種類を環境と目的に併せて選んでいます。乾燥に強いCasolinaやGravillaが多く、それに、成長が早いJacaranadaやAlkeria Pine また、河川敷に植えるので根が張って河川が氾濫した際にも土壌を保護してくれるCiciythianやAcaciaを植えています。本当はもう少し、治安が良くなれば、マンゴーの木なんかも植えるとみんなに喜ばれるのですが、将来の目標の一つとしてとっておいています。今回は、ノウサギも参加し、土壌計で育成に即した土壌かの検査も行いました。間もなく雨期になりますが、ナイロビは、まだまだまぶしい太陽が照り付けています。参加してくださった皆さま、アサンテ・サーナ!(アサンテ・サーナは、スワヒリ語で“ありがとうございます”の意味。)
循環型社会形成のための3Rにもう1R(Respect)を加えた4Rとワンガリ・マータイ博士がケニアで広めてくださった日本の”Mottainai”に基づく環境セミナーの2024年の1回目(通算36回目)が開催されています。現地で活動のマネジメントを行ってくださっている富田様が、コミュニティ内での動員のための参加者リスト作りからがんばってくださり、今回もホールいっぱいに100名以上の住民が参加してくださいました。もちろん、アフリカ児童教育基金の会からは、エンブの”ワンガリ・マータイ”ことモーリーさま、そして環境専門家のライナスさまが講師として参加してくださっています。衛生環境の悪いコロゴッチョにあってどう住民の健康を守っていくのか、そして廃棄物マネジメントの大切さ、”Mottainai”のものを大切にする日本の哲学についてもコロゴッチョの人たちに伝えています。
慣れないスラムで奮闘する富田様、いつもと変わらぬ素晴らしい講義をしてくださったモーリー様、ライナス様に、心から感謝申し上げます。皆さま、アサンテ・サーナ!(アサンテ・サーナは、スワヒリ語で”ありがとうございます”の意味。)
”木を植えることは希望の種を蒔くこと”というのは、グリーンベルト運動の創始者でアフリカ初のノーベル平和賞を受賞されたワンガリ・マータイ博士の言葉ですが、今月も元気に植樹活動が行われています。あいにくの空模様でしたが、多くの子どもたち、地域住民が参加してくれました。ナイロビ川の環境劣化は、都市比較報告書の中でも指摘されている社会問題ですが、廃棄物の非公式の放置場となっているコロゴッチョから、緑の帯を広げていこうというの活動の趣旨になります。
地域住民が主体となることで、コミュニティにおける生物多様性の主流化の流れも一層促進され、土壌の改善による環境保全や、河川の氾濫に対する防波堤としての役割も期待されます。
天気のわるいところ、今回も元気にみんな参加してくださいました。コミュニティの憩いの場となるグリーンパークも順調に整備が進んでいます。みんな、お疲れさま&ありがとうございました!アサンテ・サーナ(スワヒリ語で”ありがとうございます”の意味
昨日19日(月)は、2月の食材の配達日でした。たくさんの新鮮な果物や野菜、そして主食の大豆が、アルファジリ様から提供されております。ちょうど今月から、元青年海外協力隊で医学生の富田さんが邦人スタッフとして活動に参加してくださっています。冬の最中にある日本とは異なり、乾期の2月は毎日が青空の下、暑い日が続いていますが、子どもたちは元気いっぱいに学校生活を過ごしています。みんな、よく食べ、よく学び、よく遊んでね!
SDG2「2030年までに、飢えをなくし、貧しい人も、幼い子どもも、だれもが一年中安全で栄養のある食料を、十分に手に入れられるようにする。」を達成するためにも、LBIはコロゴッチョのコミュニティスクールへの食材の提供を、元青年海外協力隊の薬師川様のアルファジリと継続的に進めています。
物価の値上がりは止まらず、またLBIとしてもまだ4月以降の活動資金が不明なところも多いですが、10年以上継続してきた仲間たちとともに、この困難も乗り越えていければと思います。コロゴッチョの子どもたちのまぶしい笑顔が、希望に満ちた将来につながっていくように、LBIもがんばって参りますので、どうぞ温かいご支援、お願い申し上げます!
アフリカのコミュニティにおいて脆弱な廃棄物マネジメントは、環境負荷を増大させ大きな課題となっています。LBIでは、CEWsを中心に住民参加型の廃棄物マネジメント、そしてプラスチックやアルミニウムの回収・リサイクル活動を進めています。1月も雨など天候の悪い日が続き、廃棄物回収にとってはきつい環境の中で、現地ボランティアの皆さまが頑張ってくれました。
引き続き循環型コミュニティの形成を目指して、地域住民のみなさまと活動を継続していきます。参加者のみなさま、お疲れ様でした!アサンテ・サーナ!(スワヒリ語で”ありがとうございます”の意味。)
2024年最初の植樹活動が元気よく80人近い子どもたちや地域住民の皆さまと行われています。ナイロビの河川敷での植樹をはじめて約10年。すでに9000本近くの植樹がなされ、いまでは、そちこちにグリーンパークと称される緑の帯を形成するようになりました。「木を植えることは、未来への希望の種を蒔くこと」とおしゃった、ノーベル平和賞のワンガリ・マータイ博士の言葉に沿って、グリーンベルト活動は、コロゴッチョで大きく花開かせています。今日植えた木々は、この先どれだけ大きくなって緑の面積を広げてくれることになるのでしょうか。そんな期待もしながら、子どもたちそして住民主体の植樹活動をLBIは、2024年も元気に進めてまいります!みんな、暑い中、アサンテ・サーナ!(アサンテ・サーナは、スワヒリ語で「ありがとうございます」の意味。)
2024年の学校生活もスタートしています。今年は中途・転入入学者含め、新たに48名の子どもたちがアマニ教育センターに加わったと、マイケル校長先生からは報告を受けています。想像を絶するスラムコミュニティの日々の中で、せめて学校生活だけは安心して過ごせるようにしたいと、これは現地の先生たちも含めみなの共通する願いでもあります。
それにしても、学校のスペース、なんとかしたいものです。都市スラムでの学校活動は、やはり土地・スペースがないことが課題になります。広いスペースがあれば、教室の増築もできますし、子どもたちの課外活動ももっと活発にできるのですが。学校周辺の土地購入の交渉もここ数年、ずっと継続して行っていますが、持ち主が特定できなかったり(複数が同じ土地の所有者であることを主張)、法外な価格をふっかけられたり、実際にアマニスクールに所有権のある土地の一角にもいまだに青いバラックの小屋があって、住民が居座っている状態が続いています。密集しているスラム地域なので、学校の敷地内をスラムの通り道として使用する住民もいて、子どもたちの治安や、飼育しているウサギたちの安全性も考えると(実際たまにウサギが一匹、2匹消えることがあります。すぐ多産で増えはしますが。。)、学校の周囲は囲いで覆ってしまいたいのですが、奥の一部が住民の生活区域と重なっていて、仕方のないところもあります(以前は、授業中に学校の3階にまできて、休んでいる住民もおりましたが、さすがにそれは子どもたちの授業の妨げになると、先生たちに注意の呼びかけをしてもらいました)。もちろん、コミュニティスクールなので、地域住民との関係性も大切にしながら、よりよい教育環境の確立のため、今年もマイケル校長先生を中心にがんばって進めていきます。みんな、今年も仲良く元気に学んでね。
2024年も始まりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
お蔭様でコロゴッチョでは、先週より新学期が始まり、LBI希望基金の新しい奨学生も選定されています。彼女の名前は、ファニス・ワリウム。彼女は、2023年の小学校卒業認定試験(KCPE)でアマニ教育センター過去最高となる350点を獲得し、進学を決めています。ファニスのお母さんは、日雇いの洗濯業を行いながら、彼女を育ててきました。ファニスも先生になることを夢見ながらお母さんを支えています。そんなファニスの未来が希望に満ちたものでありますように、2024年もLBIは、コロゴッチョスラムの女性たち、そして子どもたちと元気に活動を進めていきます。温かい応援とご支援、引き続きお願いいたします。よき年でありますよう。
LBIでは、今年もコロゴッチョの身寄りのない子どもたちを対象にしたチャリティー・イベントを開催しています。イベントでは、プレゼント(お洋服)、お菓子、ジュースが子どもたちに配られました。設立してから10回目のクリスマスイベントになりますが、これまでも先生たちがクリスマスの劇をしてくださったり、外部からお客様がいらっしゃったりと毎回趣向を凝らして開催されています。今年は、こどもたちが楽しめるグッズが多く配られました(紙笛や風船、クリスマスハットなど)。すべての子どもたちにメリークリスマス!
今年のケニアの一大イベント、百万人以上の子どもたちが受験するKCPE(小学校卒業認定試験)も無事その日程を終了しています。コロゴッチョの子どもたちの現地の模様も、逐次、引率者のマイケル校長先生が届けてくださいました。(写真はコロゴッチョの子どもたちの試験会場で、試験終了後のガイダンスの模様です。)これから結果が出るまでの2~3週間、子どもたちはドキドキしながら過ごし、結果が出た後は、それぞれの進学先を探しに、あるいは進学するための資金獲得のために親御さんを中心に奔走が始まります。少しでも良い教育を受けさせたい、というのは学校の先生、家族の願いですが、何よりもまずは元気に小学校過程を修了できたことをお祝いし、これから先の人生が子どもたち全員にとって、実のり多いものであることを願うばかりです。みんな、お疲れさまでした!
ケニアの100万人以上の子どもたちが受験する、小学校卒業認定試験(KCPE)が、いよいよ明日月曜日(30日)から3日間をかけて行われます。ケニアでは、このKCPEの結果が就職や進学の時など、将来にわたってずっと提出を求められることもあり、子どもたちの未来に関わる大切な試験です。結果が良ければ、進学のための奨学金支援も受けることができます。金曜日(27日)はアマニ教育センターでも出発式と会場でのリハーサルが行われていますが、希望する将来をつかむためにも、みんな、がんばって!!
グリーンベルト運動は、現代において最も緊急性の高い運動の 1 つです。アフリカでは、人々が気候危機の影響を毎日感じながら暮らしています。土地は急速に肥沃度を失いつつあります。人々は十分な食料を栽培できず、貧困が増加しています。 Greenbelt Movemnet は、このような深刻な環境問題に対する解決策でもあるのです。コミュニティ参加型の活動により、人々はコミュニティと協力して環境に優しい行動をとろうとするようになっています。やる気と運動の積み重ねが、未来へ向けた持続可能なコミュニティの形成につながります。 10月には、約80人の地域住民、女性グループ、子供たちがこの活動に参加しました。グリーンイニシアチブにご尽力いただき、誠にありがとうございます。皆さまは、コミュニティの持続可能な未来へ向けた活動の原動力です。
食育は、子どもたちの元気な学校生活を支える源です。今月も、元青年海外協力隊の薬師川さまが運営するAlphajiri様より、たくさんの新鮮な食材を搬入していただきました!いつもご協力くださり本当にありがとうございます。すべての子どもたちに質の良い食事と栄養を届ける SDGs 2の達成を目指して、LBIは活動を継続的に促進させています!みんな、よく食べて、よく学び、よく遊んでね!
不適切な廃棄物管理慣行、特に水域や管理されていない廃棄場への広範囲にわたる廃棄物の投棄は、アフリカ大陸全体で概して衛生レベルの低下という問題を悪化させています。アフリカでは都市化が進んでおり、この傾向は今後も続くことが予想されます。
LBI はコミュニティ参加型の廃棄物管理のインフラシステムを確立するための活動を継続しています。同時に、LBI はプラスチックとアルミニウム材料を分別して回収し、リサイクル廃棄物の資源管理を強化するよう努めています。 9月には、毎回約40人の地域住民と女性グループがこのクリーンアクションに参加しました。リサイクルとクリーンコミュニティへの積極的な貢献に感謝いたします。ありがとうございます!
今年も国内最大級の国際協力イベント・グローバルフェスタが開催されています。LBIでは、サブステージBにて「10年の軌跡とアフリカコミュニティのリアル」と題してオンラインで発表を行います。
LBIの広報を担当してくださっているICUの学生の大竹さんも、司会・ファシリテーターとして登壇します。この機会にぜひ、LBIの活動をご覧ください!
発表タイトル:10年の軌跡とアフリカコミュニティのリアル
日時:2023年10月1日(日)午前10時半~11時15分
会場:オンライン
参加リンク:https://dtbn.jp/VrCBIGWR
参加費:無料
9月に入って少しづつ日差しも強さを増す中で、植樹活動、今回も複数のコミュニティスクールから多くの子どもたち、そして地域住民の方が参加してくださっています。今回も、実験的に堆肥による土壌の改善のため、ノウサギの野放しも行っています。コロゴッチョのチーフ行政官の方もご参加くださり、非常に盛り上がりを見せました。”Planting trees, seedling, peace and hope"がわたしたちの合言葉ですが、ナイロビ川の河川敷の緑地化も着実に進んでいます。参加してくださった皆さま、ありがとうございました!アサンテ・サーナ!(スワヒリ語で”ありがとうございます”の意味)。
9月もたくさんの新鮮な食材が、アルファジリ様よりコロゴッチョの各小学校に届けられています。食育は、子どもたちの健康を守り、学校活動に集中するためにもとても大切な活動です。給食のおばさんたちも子どもたちがたくさん食べて元気でいられるよう毎日、汗だくになりながら給食の準備を行っています。新鮮な食材、良く味わって、たくさん食べてよく学び、よく遊んでね!
グリーンベルト運動は、より健康で緑豊かな環境を実現するために、共有スペースに持続可能な木を植える優れたプログラムです。この取り組みは、二酸化炭素排出量を相殺して周囲の環境を改善しながら、植樹のもたらす便益についてコミュニティでの理解を深めるものです。8月は、南半球寄りに位置するナイロビでは”Winter”シーズンで、あいにくの空模様でしたが、参加者全員が元気いっぱい活動に参加しました。LBI は、コロゴッチョのコミュニティ スクールや住民と協力して緑化プログラムを推進しています。アサンテサーナ(スワヒリ語で”ありがとう”の意味)!
8月11日(金)が2学期終了の日で、今月の28日まで学校は休暇に入っています。写真は、学期末終了試験の様子。社会情勢が落ち着かない中にあっても、子どもたちはそれぞれの夢に向かって元気に前向きにがんばっています。28日にまた皆の元気な姿に会えますように。
木はアフリカのコミュニティにとって重要な資源です。日陰と避難場所を提供し、土壌浸食を防ぎ、荒廃した土地を回復するのに役立ち、貴重な食料と栄養源にもなります。植樹活動は、貧困に取り組み、コミュニティの生活を改善するアクションでもあるのです。植樹は気候変動の影響を緩和する最も効果的な方法の 1 つです。 1 本の成熟した木は、25kg 以上の有害な温室効果ガスを大気中から除去できます。炭素隔離は、アフリカの地域社会にとって「ウィンウィン」を意味します。コミュニティは、より多くの木を植え、気候緊急事態との闘いを支援する世界的な取り組みで役割を果たしています。 LBI は環境再生活動の一環として、90,000 本近くの苗木を植えてきました。植樹は、コミュニティの活動の重要な部分です。気候がますます暑くなり、降雨量がより予測不能になり、異常気象がより広範囲に及ぶにつれ、植樹の重要性がこれまで以上に高まっています。
LBI は、コロゴチョの地域住民とともにグリーンベルト運動を継続的に実施しています。7月もご参加くださった皆さま、ありがとうございます!
アフリカの都市化の傾向は今後 10 年で倍増すると予測されており、都市とその周辺地域の人口も同様に増加します。人口の増加は、都市人口の増加に伴う開発や人間の活動により、廃棄物の発生量も 2-3 倍になることを示唆しています。世界レベルでの廃棄物発生量は 2050 年までに倍増すると予想されており、都市および都市中心部が廃棄物発生の最大の原因となっています。したがって、アフリカには、持続可能な廃棄物管理の将来に全体的に取り組む対策と政策が必要となるのです。この点で、アフリカは廃棄物管理インフラを見直し、現状のギャップを浮き彫りにする必要があります。アフリカで横断的に起こっている問題の 1 つは、廃棄物のリサイクルの可能性とリサイクルによる経済的および環境的利益の完全な実現とのギャップです。資金から人員に至るまで適切な廃棄物管理を維持できるインフラだけでなく、最適に稼働するリサイクルシステムを持っている国は 10% 未満です。
LBI は、コロゴッチョの地域住民主体の廃棄物管理を推進し、持続可能な未来に向けてプラスチックとアルミニウムの分別回収による循環型社会を構築しています。 7月も地域の人々も参加し、清掃などの活動が行われました。持続可能なコミュニティのための基礎がここにはあります。参加者の皆様、本当にありがとうございました!アサンテ・サーナ!(アサンテ・サーナは、スワヒリ語で「ありがとうございます」の意味。)
7月に入り、物価高と税の値上がりに抗議する大規模なデモンストレーションが、ケニア各地で起きています。
死傷者も出ていることが報道でも伝わっているところですが、ついにその波が、わたしたちのコロゴッチョにも押し寄せ、学校の窓ガラスが割られています。幸いなことに、学校内部にまでは押し寄せず、けが人も出ておりませんが、しばらくはこのような状況が続くことが予想され心配されるところです。
集団登下校を含め、先生方を中心に子どもたちの安全確保の対策も進められています。
このまま大事にならないことを祈るばかりです・・・
今月に入り、ケニアでは、物価高と税の値上がりに住民の方たちが大規模なデモンストレーションが起こっています。
世界的なインフレの影響が収まらぬ中、コロゴッチョスラムでは、学校に行く余裕のない子どもたちが路上にあふれています。
そんな中にあって、毎回給食の食材を提供くださるアルファジリ様のご協力のおかげで、子どもたちは、学校での安定した食育の恩恵のもと生活を続けています。7月も本当にたくさんの高品質な食材のご提供、ありがとうございます!社会情勢も一日も早く落ち着いてくれますように。
LBIでは、HIV陽性やシングルマザーの女性たちを中心にKorogocho Smart Women Group を立ち上げ、ジーパンのデニムの生地を再利用したバックや、買い物用のエコバックの生産活動を行っています。責任ある消費と生産は、SDGs12でも掲げられている目標ですが、その実現のために、循環型社会形成のためのリサイクルワークショップ活動を継続させています。
つくられたバックは、学校に無料配布されたり、コロゴッチョのストリートマーケットで展示もされています。日常的に様々な課題に直面している脆弱な環境にある女性たちにとって、作業場は様々なことを忌憚なく相談しあえる憩いの場ともなっています。
みんな、日々の活動お疲れさまです!
LBIでは、お陰様で来月設立から10周年をお迎えします。
ここまで本当に多くの皆様からたくさんの温かいご支援を受けることができました。10周年に感謝しながら、現地の仲間たちと着実に日々一歩づつ活動を継続させていきます。
どなたでもご参加できますので、参加希望なさる方は、27日(火)の正午までに、下記のフォーマットからご連絡下さい。
皆様のご参加、お待ちしております!
LBI2023年度年次総会&活動報告会
日時:2023年6月27日(火) 午後7時半から
場所:オンライン
参加方法:ご参加なされる方にご招待用のURLをメールにてお送りさせていただきます。
お手数ですが、以下のフォームからお申し込みださい。
参加のための登録フォーム: https://forms.gle/zh54C4yY1FWLVmCTA
※写真は、今月の食材の搬入と各学校の子どもたちの様子です。
いつもご支援ありがとうございます!
アマニ教育センターのホールは、コロナとインフレーションにより、突然オーナーさんから追加の支払い料金が求められておりましたが、金額の根拠等話し合いも時間をかけて行われ、無事お支払いも完了いたしました。
スラムコミュニティでの日常、突然思いがけなかった課題が発生することも多々ありますが、そのたびに、現地の代表フローレンスやマイケル校長先生をはじめみなで知恵を出し合って解決に結びつけています。
今週は、火曜日に食材がアルファジリ様から学校に届けられます。みんな、よく食べよく学び、みんな仲良くよく遊んでね!
LBIでは、HIV陽性のシングルマザーを中心に女性グループ("Korogocho Smart Women Group")を組織して、ジーパン工場から排出される余剰デニムの生地を再利用したリサイクルバックを製作しています。バックには、アドボカシーの一環として、”マスクをつけよう” "Reduce Reuse Recycle"のようなメッセージをつけておりましたが、今回そのデザインを一新して、よりメッセージが視覚的にもわかりやすいものとしています(教科書の絵や木の絵が入っています)。ノーベル平和賞受賞者である故ワンガリマータイ博士がケニアに伝えてくださった"Mottainai"もしっかりとデザインに入っておりますが、こうした工夫をすることによってより社会に広く認識されるリサイクル活動と女性たちの収入向上活動の展開を目指していきます。このデザインを考えたのも女性たちですが、Korogocho Smart Women Groupは、LBIの活動の力強い牽引者です。みんな、お疲れさまでした。
「全ての人々、特に貧困層及び幼児を含む脆弱な立場にある人々が一年中安全かつ栄養のある食料を十分得られるようにする。」は、SDG2が掲げるゴールですが、その達成のため、LBIは、コロゴッチョの子どもたちへの栄養価の高い給食食材の支給を継続して行って参ります。いつも新鮮な食材を届けてくださるAlphajiri様、本当にありがとうございます!みんな、よく食べてよく学んでね!
ケニアでは、先週月曜日(8日)から2学期が始まっています。
学校が始まる前には、マイケル校長先生と奥様のローズ先生を中心に、学校の黒板の修復など、再開に向けた準備もしっかりと進めております。やはり、新しい黒板を購入しても月日とともにメンテナンスが必要となり、またコストがかかってしまうのは、これは仕方のないことですが、先生たちもいまあるリソースを大切に再活用しながら子どもたちへの質の高い教育の提供に努めています。朝から晩まで休みの間も手が止まらないマイケル校長先生ご夫妻の献身的な活動に支えられて、アマニ教育センターでの教育活動は日々進んでいます。マイケル先生、ローズ先生、いつも本当にお疲れ様です!
今週は10日(月)までがイースター休みでしたが、11日(火)に給食食材が、元青年海外協力隊の薬師川様のアルファジリから搬入されています。インフレと燃料費の高騰による影響は、食糧を含む生活必需品の価格の値上がりに反映し貧困層を直撃していますが、LBIはSDGs2の「全ての人々に栄養を届ける」の達成のため、学校での給食プログラムの継続的な安定供給と実施を行っていきます。アルファジリ様、いつも高品質な食材の提供、ありがとうございます!引き続きよろしくお願いいたします。みんな、たくさん食べて、元気に仲良く学んでね!
LBIでは、コロゴッチョスラムの子どもたちのセーフティネットを構築するため、6校のコミュニティスクールと協働で、教育支援活動を展開しています。2023年1月からは、ケニアでは新たにジュニアセカンダリー制度(中学校)が始まっておりますが、実態としてスラムの子どもたちを受け入れてくれるジュニアセカンダリースクールはなく、LBIのアマニ教育センターとレヘマスクールでジュニアセカンダリーのカリキュラムをスタートさせています。3月には、そのための教科書の補充と、12月に学校に盗難に入られたTBAスクールの教科書の購入を行っています。
新しい教科書とともに、みんな元気に仲良く学んでね!
気候変動を緩和させるために、地域からできることの一つは二酸化炭素の吸収を促進させる植樹活動を行うことです。地域住民が未来を担う子どもたちといっしょに木を植えることは、地域における環境意識を育て、将来につながる持続可能なコミュニティ形成にも繋がります。
3月も2つのコミュニティスクールの子どもたちを含め80名を超える方たちが参加してくださいました。集合写真の背景にうつっている木々は、以前の植樹活動で植えたものになります。
2022年度もナイロビ川河川敷に千本以上の木々を植え、試算で約2.4トンの二酸化炭素の吸収につながっています。
”木を植えることは、未来への希望の種を撒くこと”というノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マータイ女史の言葉に習い、2023年度も引き続き、植樹活動を継続させていきます。
ご参加くださった皆さま、ありがとうございました!
35回目の”Mottainai"環境セミナーが3月25日(土)に盛況のうちに終了しています。今回も、ACCEF(アフリカ児童教育基金の会)から、エンブ県の環境専門家のライナス様と、エンブの”ワンガリ・マータイ”モーリー様が、100人以上のコロゴッチョの人々を前に、熱心な講習を行ってくださいました。
気候変動のコミュニティのもたらす脅威やリスク、それに対処するための植樹や廃棄物管理の大切さ、そして日常生活の環境に優しいライフスタイルまで多義にわたってお話しくださっています。参加した住民の皆さまも、日本の"Mottainai"を伝える”Mottainai"ソングを声高らかに歌ってくださいました。
ACEF様、ライナス様、モーリー様、そしてご参加のみなさま、本当にありがとうございました。アサンテ・サーナ!(スワヒリ語で”ありがとうございます”の意味。)
女性たちのエンパワーメント。それは子どもたちの教育支援活動と並んで、LBIの活動の大きな柱でもあります。LBIでは、シングルマザーで、HIV陽性の女性たちを中心に、女性グループを組織し、自立支援そして相互扶助の場の設定を目指して活動を継続させています。コロナのパンデミック以降には、新たに換気の良い、スペースが十分かつ治安の良いコロゴッチョに隣接した場所に女性たちの作業場を設け、リサイクルバック、エコバックや学校のユニフォーム、マスクの製作に取り組んできています。
今回、その女性グループのモチベーションアップと活動へのコミットメント、そして更なる広報活動も目指し、女性たちのユニフォームを製作しています。
女性たちの活躍は、コミュニティを大きく発展させるための大きな原動力となります。コロゴッチョ・スマート・ウーマングループ。その名前のように、これからも素晴らしい成果を上げていきますよう、そして、コロゴッチョの脆弱な環境下に置かれた女性たちの憩いの場としても機能していくことも期待しています。
みんな、お疲れさま、そしてこれからもよろしくお願いいたします!
1月中旬から、コロゴッチョ現地で活動してくださった末島さまが日本に戻られております。LBIの環境活動、学校活動、そして小児科医として子どもたちの診察も行ってくださりまさに大車輪のご活躍でした。医師としての今後のご活躍とご発展をお祈りいたします!お疲れさま、そしてありがとうございました!
LBIでは、脆弱なスラム環境を改善するために大きな障壁となっている廃棄物を減らすため、アルミニウム・プラスチックの分別回収、そして清掃活動を住民の方たちと定期的に実施しています。
活動のスケールアップを目指し、2月は特に力を入れて参加への呼びかけを行いましたが、その結果、これまでになかった100人近い方たちが、活動に参加してくださいました。
住民参加型の廃棄物マネジメントを確立させることは、コミュニティにおける生活の質の改善に大きくつながていきます。日本の"Mottainai"の哲学を伝えながら、リサイクルに基づいた循環型社会、コミュニティの形成に向けて、また一歩前進です!参加してくださった皆さま、ありがとうございました!
先月25日に、恒例の植樹活動がナイロビ川河川敷で開催されています。今回も複数のコミュニティスクールから子どもたちと、地域住民の方合わせて80名以上が参加してくださっています。
河川敷の土壌の改善具合を見るために、土壌計測器を使用し、さらにノウサギの堆肥を土壌改善に活用するためにもちこんでいます。長年の廃棄物による汚染によりまだまだ酸性の値が大きい河川敷の土壌ですが、緑の絨毯、植樹活動の継続により環境に優しい河川敷環境の回復保全も目指していきます。参加してくださったみなさま、お疲れさまでした!アサンテ・サーナ。("アサンテ・サーナ”はスワヒリ語で、「ありがとうございます」の意味。)
34回目の"Mottainai"環境セミナー、今回も約100人のコミュニティの住民の方たちと共に終了しています。今回は、参加者中心のよりアクティブなセミナーにするために、いつもと会場のレイアウトを変更し、実際に体を動かしながら、循環型コミュニティ形成のための廃棄物管理の大切さと気候変動のコミュニティもたらす脅威について、エンブ県の環境専門家ライナス様とエンブ県の”ワンガリ・マータイ”モーリー女史に講義いただきました。セミナー終了後には、プラスチックやアルミニウムの廃棄物の分別活動に参加したいというボランティア希望がたくさんLBI事務局にご連絡くださっています。ご参加くださったみなさま、そして、いつも素晴らしい講義をしてくださるライナス様、モーリー様、本当にありがとうございました!アサンテ・サーナ(アサンテ・サーナは、スワヒリ語で”ありがとうございます”の意味。)
1月下旬から、新しい1年が各コミュニティスクールで幕を開けていますが、アルファジリ様からの食材も各学校に届けられています。SDGs2 では、特に貧困層及び幼児を含む脆弱な立場にある人々が一年中安全かつ栄養のある食料 を十分得られるようにすることを目標としておりますが、LBIもコロゴッチョのすべての子どもたちが十分な栄養を得られるように、今年も引き続きコロゴッチョのコミュニティスクールの給食支援を行って参ります。
いつも新鮮な食材を届けてくださるアルファジリの皆さま、本当にありがとうございます!アサンテ・サーナ(スワヒリ語で”ありがとうございます”の意味。)
33回目となった"Mottainai"環境セミナーも、いつものように100人以上の方が参加され、盛況のうちに終了しています。エンブ県の環境専門家のライナス様、そしてエンブの”ワンガリ・マータイ”ことモーリー様が、今回も大いにセミナーを盛り上げてくださいました。気候変動が地球社会にとって大きな脅威となっているいま、コミュニティレベルで何ができるのか、またその適応のための廃棄物管理などライフスタイルのあり方についても講義いただいております。今回は、コロゴッチョのチーフ行政官の方も参加してくださいました。コロゴッチョに響き渡った"Mottainai"ソング、スラムコミュニティにおける環境モデル地区を目指して、引き続き活動がんばってまいります。ライナス様、モーリー様、そしてご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました!
アサンテ・サーナ(スワヒリ語で”ありがとうございます”の意味。)
"Mottainai"環境セミナーも2023年になり第33回目を迎えています。現地の末島さんとインターンの伊東さんも手分けをしてコロゴッチョの人々に環境セミナーの参加の呼びかけと説明を行っています。今回も、エンブ県の環境専門家のモーリー様とライナス様をお迎えし、気候変動へのコミュニティベースの適応策についてみんなで考えながら、現地に"Mottanai"ソングをコミュニホールいっぱいに響かせます!
小児科医で、帝京大学大学院で公衆衛生を学ばれている末島様が、先週よりコロゴッチョでの活動に参加してくださっています。体当たりで、飛び込んでくださって本当にありがとうございます!コロゴッチョのみんなと活動がんばってください!
コロゴッチョのコミュニティスクールの先生たちは、大半が貧困のバックグラウンドから途中で進学をあきらめざるを得ず、正規の教員免許を取得できていません。そんなコロゴッチョの子どもたちの教育の質を高めるためはじまったのが、エンブ県No1の小学校を運営するアフリカ児童教育基金の会様での教員の方たちを対象にした研修です。今は亡き塩尻所長様の、アフリカ・ケニアの子どもたちのために、という思いのもと、こうして今回も無事開催していただけたことに深く感謝するばかりです。約1週間にわたる泊まり込みでの研修。みんな、本当にお疲れさまでした。そしてACEFの皆さま、カリユキ校長先生、佐藤様、本当にありがとうございます!アサンテ・サーナ!(アサンテ・サーナは「ありがとうございます」の意味のスワヒリ語)
アフリカ児童教育基金の会(ACEF)様での教員研修が年明け早々からエンブ県の学校で始まっています。(1月8日から13日まで)今回は、6つの学校から30名弱の先生たちがコロゴッチョから参加しています。研修中は泊まり込みで行われ、コミュニティスクールの横の連帯を深めることも目的との一つです。 研修は写真のように全員が集まっての朝の体操から始まります。
エンブ県のNo1スクールのノウハウをしっかりと学んでコロゴッチョの子どもたちの教育の質の改善につなげてください!
新年のお慶びを申し上げます。
廃棄物管理は、アフリカのすべてのコミュニティが直面している社会的、経済的、環境的な問題です。持続可能な開発のためのグローバルな 2030 アジェンダを達成するためには、持続可能な廃棄物管理アプローチは、政治的優先度に値する環境および公衆衛生上の必須事項でなければなりません。廃棄物の管理が不十分である現在の理由には、とりわけガバナンス構造の脆弱性が含まれます。適切なスキルの欠如;不十分な予算;弱い法律;施行の欠如;世間の認知度の低さ。腐敗、紛争;政治不安;そして政治的意思の欠如。問題の中心にあるのは、ガバナンスの失敗です。しかし、その隙間から、市民参加型アクションなど、多くの社会イノベーションが生まれています。廃棄物が二次資源として提供する機会を認識するイノベーション。廃棄物を投棄場や埋め立て地から再利用、リサイクル、回収に転用することで、何千もの非公式の廃棄物回収業者の生活を改善できると同時に、アフリカ大陸に新しい雇用とビジネスチャンスを生み出すことができます。ポリマー、繊維、金属、栄養素などの二次資源を地元のバリューチェーンに再導入することは、製造業の経済を強化し、製品輸入の経済的負担を軽減する可能性があります。廃棄物を管理下に置き、「廃棄物」が「資源」として提供する機会を解き放つには、政府、企業、市民社会による即時の介入が必要です。LBIは、コロゴ町のコミュニティの人々と革新的な廃棄物管理の実装を継続的に推進しています!!
2023 年が皆さまにとってより良い年になりますように。
少し早いですが、コロゴッチョでは、恒例のクリスマスチャリティーイベントが開催されています!
200名以上の子どもたちは、ジュースやお菓子をいただきながらプレゼントの洋服も配られ、みなでクリスマスのお祝いをしました。LBI希望基金の奨学生の子どもたちもお手伝いに駆けつけてくれています。日本からのたくさんのご支援も本当にありがとうございます。みんな、メリークリスマス!
地域の住民参加型の植樹活動は、コミュニティの憩いの場であるナイロビ川河川敷の生物多様性の保全及び回復、グリーンベルトの拡大に大きく貢献しています。活動をはじめた当初は、放置された廃棄物に覆われた河川敷も、緑が広がりつつあり、参加した住民のみなさま、子どもたちも緑の豊かさに活動の大切さを実感しながら、河川敷の土手に苗木を一つ一つ丁寧に植えています。12月は、クリスマス、そして年末も近づく中、2022年のグリーンベルト活動も、順調に実施することができました。
参加してくださった皆さま、お疲れ様でした。アサンテ・サーナ!(スワヒリ語で”ありがとうございます”の意味。)
先週、パートナー校であるTBAスクール(ローズマリー校長先生:児童数約250名)に強盗が侵入し(写真のように、学校の屋根から天井に穴をあけて侵入しています)、数百冊あった教科書を持ち去るという事件が起きています。
2022年の学期も終わり、進学のための試験も終わったこの時期、年末・クリスマスに向けたムードも高まる中でのこの事件に、関係者はみな呆然とし、ショックを受けています。もともと、クリスマスを控えたこの時期は、ナイロビ市内でも強盗事件が多発し、治安も悪化するのが常態化しておりましたが、最近、ストリートでの事件も減少傾向にあったコロゴッチョのまして学校が襲われたことに、衝撃を受けています。
校長先生は、LBIの代表のフローレンスと一緒に写真のように警察に被害届を出していますが、奪われた教科書が戻ってくる可能性はまずありません。
生活に困窮しての犯行であるとは思いますが、大切な子どもたちの未来を奪うような行為は、本当にあってはならないことと、今後の対応を協議しています。
2022年のケニア小学校卒業認定試験(KCPE)が無事終了しています。結果は、順調にいけば2週間後に通知されるとのこと。今回は、最上級生の8年生だけでなく、新しくジュニアセカンダリー(中学校)が設置されることで6年生も受験しています。
みんな本当にお疲れさまでした!みなにとって結果が良いものでありますよう。
先週の金曜日、コロゴッチョのアマニ教育センターをはじめ各コミュニティスクールで学年末の終了式が行われています。
併せて、いよいよ明日(28日)から始まる、ケニア全国小学校卒業認定試験(KCPE)に向けての出発式もコロゴッチョのコミュニティスクールといっしょに行っています。ケニアでは100万人以上の子どもたちが受験する、進学のための登竜門。一人でも多くの子どもたちが、夢への切符をつかむことができるよう、みなで応援しています。みんな、がんばって!!
地域に木を植えるグリーンベルト運動は、地域に根ざした重要かつ貴重な緑の活動です。木は、空気の質を改善し、雨水を緩和し、日陰を提供して景観の質を高め、野生生物の生息地を提供し、資産価値を高めることで、コミュニティに利益をもたらします。これらは、木が私たちの生活の質を向上させる方法のほんの一部です。さらに、木は私たちが呼吸するために必要な酸素を放出します。木は雨水の流出量を減らし、水路の侵食と汚染を減らし、洪水の影響を減らすことができます.野生生物の多くの種は、生息地を樹木に依存しています。木は、多くの鳥や哺乳類に食物、保護、家を提供します。
LBIでは、コロゴッチョのコミュニティスクールの子どもたち、そして地域住民の皆さまと、ナイロビ川河川敷の環境再生・保存のためのグリーンベルト運動を続けています。11月の活動に参加してくださった皆さま、ありがとうございました!アサンテサーナ。(アサンテサーナは、スワヒリ語で”ありがとうございます”の意味。)
LBIでは、元青年海外協力隊の薬師川様が運営する青果店Alphajiri と協働で、コロゴッチョの6校(約1200名)に給食食材を届ける活動継続させています。
11月も、お蔭様でたくさんの新鮮な食材が届けられています。
全てのコロゴッチョの子どもたちが学校給食を享受でき、学習に専念できる環境を整えることが大きな目標ですが、今月は、100万人以上の子どもたちが受験するケニア全国小学校卒業認定試験(KCPE)も開催されます。
学校も学年の学期末に向けて、子どもたちも先生たちも慌ただしくしておりますが、みんな、よく食べてよく遊んでよく学んでね!
コミュニティ―ベースでの廃棄物管理計画の持続可能性と活動への地域住民の受け入れを確保するためには、コミュニティへのリーチと地域住民の参加の推進が最も重要です。廃棄物管理は、技術的な問題よりも社会的および市民活動に関係しています。すべての廃棄物管理計画には、コミュニティの住民による参加システムが組み込まれている必要があります。コミュニティで計画を共有すること、より良い賛同、責任の意識が共有されることが大切です。
コミュニティ参加型の活動では、リスク管理も大切になります。参加する人々が廃棄物管理にどのような経験をしているかを必ずしも知っているとは限りません。エンゲージメント戦略を考えるとき、コミュニティについてよく考え、どう活動を伝え、すそ野を広げていくかということも重要です。LBI は、コミュニティベースの廃棄物管理活動の実施をコロゴッチョの人々と継続的に推進していきます。
参加してくださったみなさま、10月もお疲れさま、そしてありがとうございました。アサンテ・サーナ!(スワヒリ語で”ありがとうございます”の意味。)
木は人と場所とのつながりを与えてくれます。木は空間の視覚的な質を高め、環境、レクリエーション、コミュニティに利益をもたらします。実際、コミュニティでの植樹活動には多くの利点があります。共有スペースに木を植えることは、人々がコミュニティに参加する機会を提供し、土地とのつながりが感じられるようになります。木は健康上の利点を提供します。汚染を吸収し、酸素を提供します。さらに、鳥の回廊の提供、生物多様性、水質の改善など、植林には多くの環境上の利点があるのです。 LBI は、ナイロビ川沿いの生物多様性と健全な環境をコミュニティの人々に提供することを目的に活動を継続させています。今月も、たくさんの子どもたちと地域住民の方が活動に参加してくださいました。アサンテ・サーナ! (”アサンテ・サーナ”はスワヒリ語でありがとうございますという意味です。)
最終学期の3学期もあと1か月ほど。アマニ教育センターでは日々、子どもたちが勉強に、遊びに、そしてご飯もたくさん食べて元気にしています。11月には、最上級生の8年生は、ケニア小学校卒業認定試験(KCPE)のために、6年生は、新しい学制で中学校に進学するための試験を受けなくてはなりません。
みんな、良く学び良く遊んで頑張ってね!
LBIでは、元青年海外協力隊の薬師川様の運営するAlphajiri様と協働で、コロゴッチョの学校の子どもたちに給食を提供するプログラムを実施しています。
世界的なインフレの波、そして円安の経済動向は、容赦なく草の根の支援活動にもストレートに影響を与えてきます。
コロゴッチョの子どもたちに新鮮な食材を届け、健全な食育を推進するため、そしてSDGs2の達成に向けて、LBIは引き続き活動を進めて参ります。
みんな、たくさん食べて、友だちと仲良くたくさん学んでね!
LBI の活動の重点の 1 つは、住環境の質を再構築し、土壌と重要な流域を復元すると同時に、環境に健全な森林があるコミュニティの生活へと進化させることです。
9月の植樹は晴天に恵まれ、学校もちょうど学期の中休みでしたが、多くの子どもたち、また地域住民の方が参加してくださっています。ナイロビ川河川敷の環境修復と緑豊かなコミュニティを目指して、LBIは引き続きグリーンベルトムーブメントを進めて参ります。
みんな、参加してくださりありがとうございます!アサンテ・サーナ!(スワヒリ語で”ありがとうございます”の意味。)
定期的な廃棄物収集は、世界のより裕福な地域では当然のことと考えられていますが、この基本的なサービスがない状況で生活している何十億もの人々がまだいます。そのようなサービスがない場合、人々は自分の住んでいる場所の近くで廃棄物を投棄したり焼却したりします。これらの慣行は、公衆衛生、地域経済、および環境に有害であり、特に水路に近い地域では、環境に大きな負荷をかけ汚染を進めることが証明されています。たとえば、プラスチック包装廃棄物は、排水を妨げて海を汚染するだけでなく、燃やされると肺、目、皮膚に有害であり、都市の大気汚染の主な原因となります。
コミュニティベースの廃棄物管理プログラムは、低コストで効果的で魅力的な廃棄物管理システムを備えた都市廃棄物管理サービスがない、または不十分な状況にある人々に提供します。このようなシステムは、次のことを奨励します。
・環境に対するコミュニティメンバーの直接的な関与と説明責任
・廃棄物の収集と削減の追跡
・家庭レベルでのごみの分別
・貴重品・リユース品の現場活用
・有機廃棄物の堆肥化
・公共の収集サービスによる廃棄物の収集と処理場への運搬。
LBI は、コロゴッチョの地域の人々と継続的に地域に根ざした廃棄物管理プログラムを推進しています。
9月16日(金)は、2学期の最終日になります。9月25日までは学校は短い休みに入り、翌9月26日(月)から最後の3学期が始まることになります。3学期は11月25日(金)までで、11月28日(月)からは、ケニアの100万人以上の子どもたちが受験する全国小学校卒業認定試験(KCPE)がはじまります。
短いお休みですが、3学期も元気なみんなに会えますよう。
大統領選挙も終わり、落ち着きを取り戻した感のあるコミュニティですが、学校も再開となっています。
世界的なインフレーションの波は、アフリカにも容赦なく押し寄せ、物価が高止まりのまま(野菜によっては、この数か月で150%の値上げ!)貧困層の生活を直撃しています。
LBIでは、そんな中にあっても子どもたちがきちんと給食を食べ、健康な生活を送られるよう給食食材の変わらぬ確保に努めています。もちろん品質の良い食材の提供は、元青年海外協力隊の薬師川様のアルファジリのご尽力あってのことになります。
アルファジリ様、物価が上がるなかにあっても変わらぬ食材のご提供、本当にありがとうございます。
みんな、たくさん食べて、友だちと仲良く元気に学んでね!
あいにくの空模様でしたが、8月もコロゴッチョでのグリーンベルト活動、80名以上の地域住民、そして子どもたちと共に終了しています。今期は、環境汚染が進むナイロビ川の河川敷の土手を中心に環境修復のための植樹を進めています。(集合写真に出ている成長した木々もわたしたちが植樹したものになります。)
植樹によるグリーンベルト活動は、温室効果ガスを吸収し、気候変動を緩和させるだけではなく、地域住民の憩いの場としても機能しています。また、環境汚染著しいナイロビ川河川敷の環境修復を進めることは、地域コミュニティの環境の質そのものを向上させるためにも欠かせないものです。地域コミュニティの持続可能な未来のため、引き続きLBIは、グリーンベルト活動を推進していきます!みんな、お疲れさまでした。アサンテ・サーナ。(スワヒリ語で”ありがとうございます”の意味。)
LBIでは、2019年に続き、アジアからの留学生インターン受け入れプログラムに参加しています。今回は東洋大学2年生に在学する陳さんがLBIに来てくださいました。
陳さんは、これまでのボランティア活動経験から貧困地区の人々の権利擁護、とりわけ、発展途上国に暮す子どもたちの貧困問題や教育・福祉支援活動を行いたいという希望を持っています。実際に留学先の大学でも、社会福祉を専攻し、どうすれば貧困地域の社会環境が改善されるのかについて学んでいるところです。今回のインターンプログラムでは、実際に貧困地域で活動を展開する日本のNGOでその活動の知見や経験について学び理解を深めることで、将来的にUNICEFなどの国際機関での活動も視野に入れています。陳さん、これからどうぞよろしくお願いいたします!
7月、8月とナイロビでは最も涼しい季節ですが、10度近くまで気温が下がり、朝晩も冷え込みを一段と感じる日々です。
コロゴッチョでは、子どもたちが日々たくさん食べて元気に学んでおりますが、今週は、大統領選挙ウィークということで、教育省からも通達がでているためお休みとなります。
5年に一度の選挙、今年は平和裏にとにかく無事におわってくれることを祈るばかりです。
学校は、15日(月)から再開になります。もちろんこの休日の期間も、授業の実施はありませんが、学校は子どもたちに開放されています。(いざというときの緊急避難場所の機能もあります。)LBIでは、今週は特にコミュニティ内の見回りと連絡を強化して、暴動が起きた時にはすぐ対処(避難)できるよう食糧と水も確保して備えています。何事もありませんように。
アフリカでは、廃棄物管理は、地域社会の大きな負担となっています。特に都市部では、住民が排出する廃棄物の処理が大きな問題です。多くのアフリカの都市のように、ナイロビでも人口増加に対応するための行政とコミュニティメンバー間の廃棄物マネジメントの統合プログラムの欠如に起因する課題に直面しています。LBIは、地域の廃棄物管理システムの負担を軽減するために、住民参加での活動の重要性を呼びかけながら、クリーンアップとプラスチックやアルミの分別回収を進めています。
7月もみなさま、お疲れさまです!
7月も、元青年海外協力隊の薬師川様のアルファジリ様との連携による食材の提供がコロゴッチョで行われています。
世界的なインフレの嵐は、アフリカ・ケニアにも混乱をもたらす中、変わらず高品質の産地直送の食材を届けてくださるアルファジリ様には、本当に感謝です。
環境にやさしい有機農法でつくられた栄養価の高い大豆食品もたくさんとって、みんなすくすくと元気に大きくなってね。
食育は、子どもたちの成長にとってかかせない、大切なテーマです。
赤道に沿って、若干南半球側に位置するナイロビでは、7月は朝晩の気温が下がり肌寒い季節となります。
そんな中にあっても、コミュニティスクールの子どもたちや地域の皆さまにもご参加いただいて、7月の植樹活動が元気に行われました。
ナイロビ川河川敷に沿って行われているグリーンベルト活動も8年近くになり、緑に覆われるところも出て参りましたが(写真に出ている木々は、わたしたちが植樹したのもになります)、まだまだ環境修復・保全活動が必要な個所は多く、今年度も引き続きコミュニティスクールの子どもたち、そして地域の住民の皆さまと共に植樹活動を進めて参ります。ただ木を植えるだけではなく、クリーンアップと土壌の改善も併せて進めています。「木を植えることは、希望の種をまくこと」というノーベル平和賞のワンガリ・マータイ博士の言葉をモットーに頑張って参ります。
参加した皆さま、お疲れさまでした!
皆さまの厚い御支援のお陰で、倉庫から始まった学校も、いまでは3階建ての図書館もある校舎で子どもたちは日々学んでいます。
ですが、まだまだコロゴッチョのより多くの子どもたちを受け入れるためには十分ではなく、衛生的な給食室の設置も含め、学校拡張のための土地取得を目指しています。ちょうど、今月、学校の裏側に住む女性の方から土地を売りたいというお話をいただいておりました。現地の代表のフローレンスとマイケル校長先生が取得を目指し、交渉中になります。
2021年中には、学校の目の前の青いバラックの小屋の撤去を目指して、地域のビレッジエルダーや行政官の方と話を続けて参りましたが、結局法外な額を要求され実現には至りませんでした。
今度こそ、用地取得がうまくいくよう、祈るような思いでおります。
LBIは、2022年度の年次総会&活動報告会を一般公開で開催いたします。皆さまのお陰をもちまして、10回目の年次総会を迎えることができました。ありがとうございます!今回も、コロナの現状を考慮して昨年に続きオンライン開催とさせていただきます。(参加登録してくださった方には、メールアドレスにご招待用のURLをお送りいたします。)お陰様で、2022年度も多くの現地の素晴らしいアクターの方たちと提携しながら、多くの活動を行うことができました。この春には学校の新しい教室も2つ完成しています。いまの現地の状況、国際協力NGOの運営にご関心のある方、ケニア・スラムでの草の根の活動を知りたい方、どなたでも歓迎いたします。どうぞこの機会にLBIの活動にご参加ください!
日時:2022年6月25日(土) 午後7時半~(一時間半ほど)
参加登録:https://forms.gle/mz6YG9dEHaXsdrQb6
連絡先:LBI事務局 Email: littlebees@littlebeesinternational.org
みなさまのご参加お待ちしております!!
6月の食材がAlphajiri様からコロゴッチョのコミュニティスクールに届けられています。いつものように、栄養価の高いミゴリ産の大豆食品とともに、新鮮や野菜や果物もたくさん届けてくださいました。原油価格の高騰と世界的なインフレの影響がナイロビにも押し寄せる中で、これだけの食材の提供は子どもたちの大きな支えとなります。全ての子どもたちが十分な栄養を得られることを目指すSDGs2の達成のためにも、これからもコロゴッチョのコミュニティスクールに質の高い食材と栄養を届けて参ります。
薬師川様をはじめAlphajiriのスタッフの皆さま、本当にいつもありがとうございます。アサンテ・サーナ!(アサンテ・サーナはスワヒリ語で”ありがとうございます”の意。)
ケニアではこれまでPrimary school (小学校)が8年、Secondary school (中高)が4年の学制システムがとられてきましたが、いよいよ今年から、Primary が6年になり、Junior Secondary (中学校)3年、Senior secondary (高校)3年の日本のような、6・3・3システムの切り替えが始まります。11月には、例年のようにケニア小学校卒業認定試験(KCPE)が8年生を対象に行われるほか、Junior secondary 進学のため、6年生も新たに試験をうけることになります。とはいっても、まだ、受け入れてくれるJunior Secondary がどこになるのか、不明なところが多く、学校関係者みな不安な状況です。保護者の方たちも、Junior secondary ができることで学費の負担増がおこることを心配しています。特にコロゴッチョのようなスラム地域の子どもたちが行けるJuniro Secondary は近隣にできるかどうか、大きな問題です。子どもたちは、進学に向けての日々の学習に一生懸命がんばっています。何とか学制の移行が無事に進みますよう、みな祈るような気持ちで教育活動がんばっています。
5月に入って新学期も大分落ち着いて参りました。まだまだコロナのための変則的な学期スケジュールが続きますが、しっかり栄養のある給食をモリモリ食べて、みんなと仲良く勉強してね。
4月の最終週から新学期がはじまって、コロゴッチョでも子どもたちが元気に活動しておりますが、5月の給食食材が届けられております。いつものように、元青年海外協力隊の薬師川様が設立された小農家組合Alphajiriの産地直送の新鮮な果物と野菜、そして栄養価の高い大豆食品とポーリッジが、コロゴッチョのコミュニティスクール(今回は、ビックペンスクール、KNDスクール、そしてアマニ教育センターの3校)に届いています。
給食プログラムをはじめてからもう8年近くになりますが、コロゴッチョでは子どもたちに感染者の多かった結核もかなり減り、子どもたちの表情にも明るさが戻ってきています。
コロゴッチョの子どもたちに、質の高い教育と栄養を届けるためLBIは、引き続き現地の様々なアクターの方たちと協力しながら活動を力強く進めて参ります。
みんな、友だちとたくさん食べて、良く学んでね!
故水川先生のこれまでのご業績、お人柄を偲んで、アマニ(”平和”)教育センターの図書室を”Dr. Mizukawa Hall"と名付けることがLBIの現地ミーティングで決定し、早速文字がペイントされています。
何もないところから学校の校舎を建てましたが、土地の購入資金も水川先生ご夫妻が支援してくださいました。
いまでは、多くの子どもたちが学び、元気に巣立って行っておりますが、このアマニ教育センターの図書室を利用するたびに、優しい眼差しで子どもたちの成長を見守ってくださった水川先生のことも思い出してくれればと願っています。
水川先生、お陰様で先生が遺してくださった学校の子どもたちは、日々元気に学んでいます。もう直接お話はできませんが、どうか遠くから見守っていてください。
5月はケニアでは雨期真っ盛りになります。
女性たちのバック製作の作業場では、雨が入り込んでせっかくのミシンを濡らして機材をだめにしないよう、窓枠にカーテンをつるし、カバーをかけています。
コロゴッチョから歩いて通える距離に設置された、治安の良い作業場は、雨季のじめじめした天候の最中にあっても女性たちの良い憩いの場となっています。
感染率1%をきっているケニアですが、まだまだ感染症対策は必要であり、「マスクをつけよう」「手洗いをしよう」といったアドボカシーメッセージ付きのバックは、現地でも人気となっています。
SDGs12「責任ある消費と生産」を達成するために、コミュニティ内における循環型社会の形成を目指し、リサイクルワークショップに継続して取り組んでいます。
バックは、女性と子どもたちのエンパワーメントのためのアドボカシーメッセージ付き(”Education is power”や”Mottainai”など)のバックの製作に取り組んでいます。
CHWのジェシンタによる健康管理活動(消毒薬の常備、うがい手洗いの慣習化)や現地で活動するHIV研究家の稲田先生の御指導もあって、参加者にはHIV陽性者も多いですが、幸いなことにいまだワークショップ参加者から症状の出た方はおりません。
4月に入って、新しい参加希望者も出てきて、ミシンの使い方の練習に取り組んでいます。
女性グループは、子どもたちとともにLBIの活動です。
みんな、体調に気を付けてがんばってください!
2019年から現地のASCC(Action Support Care Center)を講師にお迎えして3年間にわたって実施された、子どもたちの心のケアのための教員を対象にしたアートセラピー(コンサルテーション)研修が2022年3月をもって、修了となっております。
最終セッションとなった3月には、参加者がS/GBVの主要な定義と用語について理解を深めるために、S / GBVの主な原因であるGBVを取り巻く環境を特定し、ジェンダーに基づく暴力が蔓延しているさまざまな状況、その主な犠牲者と加害者、その理由について話し合います。S/GBVは、特に女性の人権にとって、大きな侵害です。セッションでは、ジェンダーに基づく暴力の一形態としての性的搾取と虐待の理解を深め、虐待、環境、生存者の心理学をさらに探求することを目的としていました。
3年間の研修には一区切りがつきましたが、コロゴッチョスラムの子どもたちは、社会経済的脆弱性から発生する様々な形の暴力に日常的にさらされています。
そうした子どもたちの心のケアを実施することで、子どもたちの明るい未来を守っていきます。
参加者のみなさま、3年間、お疲れ様でした!
第31回目となる"Mottainai" 環境セミナーが、3月19日に開催されています。今回も100名を超える参加者が、コロゴッチョのコミュニティホールに集い、アフリカ児童教育基金の会(ACEF)からの講師、エンブのワンガリ・マータイことモーリー女史と環境専門家のライナス氏のもと、およそ2時間半にわたってコミュニティの生物多様性、循環型社会形成のための行動変容、日常生活の中で変化を起こしていくことを中心に学んでいます。併せて、COVID-19感染症予防対策のための、手洗いやマスクの着用など必要なことも学びました。モーリー様、ライナス様、素晴らしい講義ありがとうございます!参加者のみなさまもアサンテ・サーナ!(スワヒリ語で”ありがとう”の意味。)
3月21(月)から25(金)までエンブ県のトップスクール、アフリカ児童教育基金の会(ACEF)様の小学校で、コロゴッチョのボランティア教員を対象に、質の高い教育を子どもたちに届けるための教員研修が行われています。クラス運営で大切なことや、各教科の重要なポイント、学校の目標の立て方や日常の子どもたちとの接し方に至るまで、泊まり込みでみっちりと教えていただきました。今回は、またケニア全土で進められているICT教育についても学ぶことができています。
貧困のために、教員資格を取るための学校に通えなかったコロゴッチョのボランティア教員を対象に、質の高い教育をコロゴッチョの子どもたちに提供することを目指して、LBIは、教員研修の機会も提供しております。ACEFの皆さま、カリユキ校長先生をはじめとする先生方、5日間、本当にお世話になりました。教育の質を高めるため、コロゴッチョの教育活動、みなで頑張って参ります。引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます!
第32回目となる"Mottainai" 環境セミナーが、3月19日に開催されています。今回も100名を超える参加者が、コロゴッチョのコミュニティホールに集い、アフリカ児童教育基金の会(ACEF)からの講師、エンブのワンガリ・マータイことモーリー女史と環境専門家のライナス氏のもと、およそ2時間半にわたってコミュニティの生物多様性、循環型社会形成のための行動変容、日常生活の中で変化を起こしていくことを中心に学んでいます。併せて、COVID-19感染症予防対策のための、手洗いやマスクの着用など必要なことも学びました。モーリー様、ライナス様、素晴らしい講義ありがとうございます!参加者のみなさまもアサンテ・サーナ!(スワヒリ語で”ありがとう”の意味。)
雨季前の3月、晴天の中、植樹活動が2つのコミュニティスクールから50人以上の子どもたち(総勢約80名)とともに行われています。ケニアでは、第2週にKCPE(小学校卒業認定試験)も行われ、コロナで学期スケジュールが不規則になる中、久しぶりに学校が7週間の休みに入り、コロゴッチョの子どもたちも貧しいながらも元気に過ごしております。2019年度からは6つのコミュニティの小学校での教育提携活動を進めて参りましたが、学校間の連携も進み、コロゴッチョの子どもたちをコミュニティみなで支えていく環境も整えられてきました。まだまだスラムの中心部を流れるナイロビ川の河川敷にはゴミが堆積している場所が多いですが、植樹活動を積み重ねていくことで、一歩一歩改善に向けて進んで参ります。参加してくださったみなさま、ありがとうございます!
1月末よりコロゴッチョ現地において保健クラブ活動をはじめとする様々な活動をコーディネートしてくださっていた小林さんが、帰国のためケニアを出発しています。
ありがとう小林さん!みんなとっても感謝しております。
ケニアの100万人以上の子どもたちが受験する、KCPE(小学校卒業認定試験)2日目の様子になります。現地に引率しているアマニ教育センターのマイケル校長先生が撮った写真になります。みんな、緊張した面持ちで座っています。みんな頑張れ~
ケニアの100万人以上の子どもたちが受験する、KCPE(小学校卒業認定試験)がこの月曜日(7日)から始まっています!
試験は、7日~9日の3日間行われ、この試験の結果、セカンダリースクールへの進学が決定するので、子どもたちも真剣です。
(大人になってからもKCPEの提出が求められたりするなど、ある意味子どもたちの一生に関わる一大イベントなのです。)
アマニ教育センターでは、先週の金曜日(4日)に壮行会が開催されています。みんな、元気にがんばってね!
2月のコロゴッチョでの廃棄物マネジメント活動です。コロゴッチョスラムでは、もともとが都市ナイロビからの廃棄物の搬入場所だったために、放置された廃棄物が日常生活の一部となってしまっていました。活動を継続させることによって、適正な廃棄物の管理と処理がコミュニティの生活の質をあげていくこと、プラスチックやアルミといったものはリサイクル・リユースが可能であることをCEWを中心に理解が進み、分別して運ばれる量、業者に振り分けられる量も格段に増えました。3R(Reduce, Reuse, RecycleI+1R(Respect)の4Rがしっかりと根付いたコミュニティを形成して参ります!
ケニアの首都、ナイロビ。三番目に大きなスラム、コロゴッチョスラム。
20万人近くの人々が、国際貧困ライン(世銀が2008年設定)を下回る1日1.25ドル(約120円)以下の生活を強いられています。
コロゴッチョとは、スワヒリ語で「useless=役に立たない」を意味します。
その言葉通り、社会のはずれものとして、
周辺地域の人々からも長く差別的な扱いを受けてきました。
仕事もなければ、食べるものもない。
子供たちは学校に通えず、大人たちもHIVで苦しんでいます。
そんなコロゴッチョで暮らす人々も、
私たちとなんら変わりのない、ひとりの人間です。
毎日の出来事に喜んだり悲しんだり、
家族や友人、恋人との時間を大切にしたり。
彼らに共通していること、それは
「コロゴッチョが大好きだ」ということ。
「だからこそ、今の生活をなんとかしたい」と。
私たちはその気持ちに動かされ、活動を開始しました。
団体名、Little Bees International。
ミツバチは、アフリカでは”勤勉”さの象徴です。
一人一人は小さくても、みなで力を合わせれば
ミツバチの巣のように、おおきなことだってできます。
そんな願いのもとに生まれたLBIの活動、
ご支援いただけましたらうれしいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
2013年7月